訪問介護員からのキャリアアップを目指して、サービス提供責任者への転職を考えている方も多いのではないでしょうか。やりがいのある仕事ですが、さまざまな人と接する職業であり人員の調整約としての役割を担っているため、優れたコミュニケーション能力が求められます。転職後に後悔しないためのコツを抑えて、やりがいをもって働ける職場を探しましょう。
転職を成功させるコツは、情報をしっかりと集めることです。サービス提供責任者はホームヘルパーの指導をするなど、リーダーとしての役割が求められます。転職先の職員が自分より年上のベテランばかりだと、こちらの言い分を聞いてくれないケースもあります。在籍しているホームヘルパーの経験年数や年齢などを確認しておきましょう。
また、職場によっては、サービス提供責任者がホームヘルパーを兼任することもあります。このような職場では、現場での介護業務とサービス提供責任者としての事務業務の両方をこなす必要があり激務です。訪問介護が終えてから書類作成をすることが多いので、残業や休日出勤が必要になることも考えられます。職場を選ぶ際には、現場での業務を行う割合についても確認しておきましょう。
転職を成功させるためには、必要な情報をいかに入手するかがポイントとなります。求人募集要項や応募先の事業所のホームページを確認する以外にも、職場見学をする、面接時での質問事項をあらかじめ考えておくなど、可能な限りの情報を収集しましょう。人間関係や職場の雰囲気などは、転職エージェントを活用して情報を入手するのがおすすめです。