サービス提供責任者の1日の仕事内容は事業所によって異なりますが、次のような流れで行われるケースが多いようです。午前9時から業務を開始します。朝礼や会合でスタッフと情報共有を行い、1日のスケジュールの確認、メールや電話で連携組織への連絡業務などを行います。
10時頃から利用者の自宅に訪問するなどして面談を行い、どのような介護サービスを求めているのか、現在困っている事柄は何かなどをヒアリング・モニタリングします。その後、面談内容に応じた介護計画書の作成や見直しを行います。このほか、契約書作成などの事務作業を行います。
12時なると午前の業務は終了です。お昼の休憩時間となります。午後からは、利用者の自宅への訪問を主体とする業務が行われます。13時から自宅に訪問し、ヘルパーとして介護サービスを提供したり、ほかの介護スタッフに同行して、サービスの現状をモニタリングしつつ、改善点がないかなどをチェックします。
15時頃に事業所に戻り、訪問内容を振り返りながら現状をまとめます。必要であれば、ケアマネージャーに連絡をとることもあります。また、ケアマネージャーが開催するサービス担当者会議がある場合は、会議に出席します。16時30分頃になると、ヘルパーが訪問介護業務を終えて事業所に戻ってくるのでけ、報告を受けたり相談に対応したりします。その後、介護計画書や報告書、提出書類の作成などを行い、18時に退勤となります。